医療機器の開発
マウスピースの開発
胃カメラ検査のときに「オエッ」となるのを防ぐマウスピースが開発されました。
マウスピース「エンドリーダー」
現在、経鼻内視鏡検査は胃カメラ検査として一般的になりつつあります。
しかし、検査を受ける方の中には挿入困難な場合もありますし、従来ののど麻酔(経口)を希望する方、セデーション(睡眠導入剤を併用)をして経口方式の挿入を希望する方も少なくありません。
しかし、経口挿入の難点は「嘔吐反射」が避けられないことです。だれでものどの奥や親知らず(奥歯)のあたり、舌の付け根あたりに物がくると「オエッ」となってしまいます。これが胃カメラ検査の一番苦痛な点といえます。
院長はいつも思っていました。
「なんとかして楽に経口挿入できないかなあ・・・」
「そうだ!オエッとならないように挿入できるマウスピースを作ればいいんだ!」
院長は持ち前の行動力で「細経内視鏡を苦痛なく経口挿入できる専用マウスピース(エンドリーダー)」を株式会社トップと開発しました。
試行錯誤の上、大きさ、長さ、形、硬さ(素材)などに改良を加え、これまでに14種類を試作、そのうちの1つが現在のマウスピースとして選ばれました。
しかし、検査を受ける方の中には挿入困難な場合もありますし、従来ののど麻酔(経口)を希望する方、セデーション(睡眠導入剤を併用)をして経口方式の挿入を希望する方も少なくありません。
しかし、経口挿入の難点は「嘔吐反射」が避けられないことです。だれでものどの奥や親知らず(奥歯)のあたり、舌の付け根あたりに物がくると「オエッ」となってしまいます。これが胃カメラ検査の一番苦痛な点といえます。
院長はいつも思っていました。
「なんとかして楽に経口挿入できないかなあ・・・」
「そうだ!オエッとならないように挿入できるマウスピースを作ればいいんだ!」
院長は持ち前の行動力で「細経内視鏡を苦痛なく経口挿入できる専用マウスピース(エンドリーダー)」を株式会社トップと開発しました。
試行錯誤の上、大きさ、長さ、形、硬さ(素材)などに改良を加え、これまでに14種類を試作、そのうちの1つが現在のマウスピースとして選ばれました。
マウスピースの特徴と利点
- 小型化し、シリコンバンドを装着することでくわえやすい。
- 5cmのソフトチューブを取り付け上方へカーブさせることで、スコープの舌根への接触を防止、苦痛な嘔吐反射を回避できる。
- マウスピースとチューブの間に舌圧子を取り付けることにより、より快適にくわえることができる。
- 内視鏡の挿入部がチューブで固定されることにより、いわゆる「腰」ができ、内視鏡操作がより簡便となる。
当院の胃カメラ検査についてはこちら
マウスピース(エンドリーダー)
マウスピース(エンドリーダー)
医師総合評価
経口:マウスピース(311名) | 経鼻(258名) | 経口:ロヒプノール(72名) | |
極めて良好 | 28.50% | 21.30% | 45.80% |
良好 | 39.20% | 35.80% | 34.70% |
普通 | 23.80% | 25.60% | 13.90% |
やや不良 | 7.40% | 13.20% | 4.20% |
極めて不良 | 1% | 3.10% | 1.40% |