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ホーム > アンチエイジングトピックス > No.009 医師の選ぶサプリメントの条件(1)

No.009 医師の選ぶサプリメントの条件(1)


医師が患者様の為に選ぶサプリメントに求められる条件をまとめました。今回は2回シリーズの第1回目です。

基礎的な栄養素をもれなく配合しているか?

患者様の中には、マスコミの健康情報や広告、知人の体験談などをより所に流行のサプリメントや、ローヤルゼリーなど伝統の健康食品を利用している方も多いと思います。しかし、それらの成分には、有効性も安全性もエビデンスが十分でないものも少なくありません。サプリメントとして最初に補うべき栄養素は、多くの方が不足しており、医学的にも証拠が確立されている「基礎的なビタミンミネラル」です。その他の抗酸化物質や特別な成分は、基礎的な栄養素を補ったあと、必要に応じて摂取すべきものです。

アメリカドクターユースレベルの配合量か?

基礎的な栄養素が補給できるマルチビタミンミネラルでも、メーカーによって栄養素の配合量は全く異なります。現代では欠乏症で悩まれている方はほとんどいませんから、欠乏症対策を目的とした日本の摂取基準ではあまり役に立ちません。生活習慣病を予防したり、不定愁訴にお悩みの患者様には、アメリカでドクターが使用しているレベルで設計された配合がよいでしょう。
栄養素 単位 日本の栄養素等表示基準値 米国製のマルチビタミンの例
ビタミンE 8 134
ビタミンC 80 200
ビタミンB1 1 50
ビタミンB2 1.1 50
ビタミンB6 1 50
ビタミンB12 μg 2 100
葉酸 μg 200 400
パントテン酸 5.5 50
ビオチン μg 45 300
セレン μg 23 100
亜鉛 7 15

医薬品との相互作用に配慮しているか?

医師が安心して勧めるためには、医薬品との相互作用や副作用、アレルギーについても配慮が不可欠です。「セントジョーンズワート」は、薬と一緒に摂ることで薬の効果を下げてしまうことが知られていますし、カルシウムやビタミンC、ビタミンKにも、併用に注意が必要な医薬品もあります。マルチビタミンミネラルの中には、カルシウム、ビタミンCを含むものが多いですが、必要に応じて外すことのできるような工夫がされているものを選ぶと良いでしょう。また、過剰症への配慮が十分検討されている必要もあります。

安全性と品質は保証されているか?

医薬品の製造はGMPで厳格に管理されています。医師が安全性の面でも安心できるためには、サプリメントも同様のレベルで管理できる製造工場で作られていることが重要です。さらに、問題時の迅速な対応のためにも、日本国内で製造されていると安心です。
また、品質を評価する上で、パッケージの表示がしっかりとしていることも大切な要素です。日本の法律では、アレルギー表示は義務付けられていますが、栄養素の配合量の表示は義務付けられていません。しかし、原材料名や配合量の適切な表示は、サプリメントの品質を見る上で、また、医薬品との相互作用を判断する上でもとても重要です。

継続して飲むことができるか?

サプリメントは医薬品とは目的が違い、症状が改善されたら飲むことをやめるものではありません。基本的には食事での不足分を補うもので、多くの場合、継続して飲み続けるものです。そのため「無理なく継続できること」も大切な要素になってきます。サプリメント先進国アメリカのサプリメントは高性能のものも多いですが、日本人の口には大きくて飲み難い場合もあります。
また、価格と性能があまりにバランスが悪い高額商品も継続利用を考えるとお勧めできません。
情報提供元:株式会社ヘルシーパス

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今後は、いかにして癌化しにくい身体を創り上げていくかを次の目標にしたいと心しています。

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