No.026 乳糖不耐症
サプリメントを飲んで、お腹がゴロゴロしたり、下痢気味になるなどの症状がでる可能性があります。ひどい症状になることは稀ですが、それは、「乳糖不耐症」が原因かもしれません。
牛乳、乳製品で胃腸が・・・
牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする方がいます。
アイスクリームなどの乳製品でもだめな人。また、ゴロゴロ以外にも、お腹が張る、ひきつる、気分が悪くなる、下痢になるなどの症状がでる場合もあります。
これらは、「乳糖不耐症」と呼ばれるもので、牛乳にアレルギーがあるわけではなく、小腸で乳糖分解酵素(ラクターゼ)が十分に作られないために、牛乳や乳製品に含まれる乳糖を消化できないことが原因で起こります。
アイスクリームなどの乳製品でもだめな人。また、ゴロゴロ以外にも、お腹が張る、ひきつる、気分が悪くなる、下痢になるなどの症状がでる場合もあります。
これらは、「乳糖不耐症」と呼ばれるもので、牛乳にアレルギーがあるわけではなく、小腸で乳糖分解酵素(ラクターゼ)が十分に作られないために、牛乳や乳製品に含まれる乳糖を消化できないことが原因で起こります。
どのくらいの人が当てはまるの?
乳糖不耐症の素因のある方は、伝統的に乳製品を摂っているヨーロッパの方では1割強と少ないのですが、アジア人や黒人、地中海地方の方では、実に7~9割が該当するとも言われてます。
世界全体でみれば、むしろ耐性を持っている方が珍しく、乳糖不耐症の素因を持たない方を「ラクターゼ活性持続症」と呼ぶこともあるそうです。
ただ、素因があったとしても、その症状には幅があり、実際に不調として症状が出る方は、約2割程度と言われています。
日本でも、「お腹がゴロゴロする方のための牛乳」として、ラクターゼ処理をして乳糖を分解した牛乳が商品化されています。
世界全体でみれば、むしろ耐性を持っている方が珍しく、乳糖不耐症の素因を持たない方を「ラクターゼ活性持続症」と呼ぶこともあるそうです。
ただ、素因があったとしても、その症状には幅があり、実際に不調として症状が出る方は、約2割程度と言われています。
日本でも、「お腹がゴロゴロする方のための牛乳」として、ラクターゼ処理をして乳糖を分解した牛乳が商品化されています。
サプリメントに関係あるの?
乳糖は、サプリメントや医薬品の製造において、添加物として使用されています。
医薬品では、増量剤や倍散(希釈)剤として使用され、サプリメントの製造でも、吸湿性がなく使いやすいので、錠剤(タブレット)を固めるための「つなぎ」や増量剤、甘味剤として利用されています。乳糖はその使い勝手の良さから、現在では広く利用されている添加物で、多くの商品に使用されており、パッケージの原材料名の項目で目にする機会も多い添加物です。
医薬品では、増量剤や倍散(希釈)剤として使用され、サプリメントの製造でも、吸湿性がなく使いやすいので、錠剤(タブレット)を固めるための「つなぎ」や増量剤、甘味剤として利用されています。乳糖はその使い勝手の良さから、現在では広く利用されている添加物で、多くの商品に使用されており、パッケージの原材料名の項目で目にする機会も多い添加物です。
乳糖は何からできているの?
乳糖(ラクトース)は、ガラクトースとグルコースがグリコシド結合した二糖類で、もともと、牛乳などの乳製品に普通に含まれ、母乳にも含まれています。
また、添加物として使用される「乳糖」も、牛乳からチーズを作るときに副産物としてできるホエイ(乳清:牛乳を凝固させたときに凝固物から分離する淡黄色の液体)から製造されており、乳糖自体は、安全性が高い添加物です。
また、添加物として使用される「乳糖」も、牛乳からチーズを作るときに副産物としてできるホエイ(乳清:牛乳を凝固させたときに凝固物から分離する淡黄色の液体)から製造されており、乳糖自体は、安全性が高い添加物です。
サプリメントでお腹が不調になる場合は?
サプリメントを飲むと、お腹がゴロゴロしたり、下痢気味になる方もおられます。その原因は、サプリメントに添加物として使用している「乳糖」である可能性があり、特に、安価なサプリメントの場合には栄養素よりも添加物(乳糖)の割合が多い製品もありますので、乳糖不耐症の素因のある方は注意が必要です。
一方、天然由来原料を用いて作られたサプリメントの場合には、その原料のどれかにアレルギーがあり、それによってお腹が不調になる可能性もあります。
注)アレルギーを防ぐためにも、原材料表示がしっかりしているサプリメントを選ぶことが大切です。
一方、天然由来原料を用いて作られたサプリメントの場合には、その原料のどれかにアレルギーがあり、それによってお腹が不調になる可能性もあります。
注)アレルギーを防ぐためにも、原材料表示がしっかりしているサプリメントを選ぶことが大切です。
情報提供元:株式会社ヘルシーパス
当院におけるアンチエイジング(抗加齢療法)の取り組み
当院では多くの患者様の早期癌の発見等の最新医療をおこなってきました。
今後は、いかにして癌化しにくい身体を創り上げていくかを次の目標にしたいと心しています。
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アンチエイジング(抗加齢療法)を始めるにあたって
アンチエイジングドック(抗加齢ドック)
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