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胃カメラ検査


胃カメラ検査では、口又は鼻から内視鏡を挿入し、食道・胃・十二指腸の一部を観察します。
直接胃や食道の粘膜を観察することができるので、色調や微妙な凹凸の変化が分かり、潰瘍・炎症・ポリープ・腫瘍などの診断が可能です。

胃カメラ検査でわかる病気

胃潰瘍 胃ポリープ 胃がん 胃炎 逆流性食道炎 食道がん 十二指腸潰瘍 など

胃潰瘍

胃ポリープ

当院の胃カメラ検査の特徴

  1. 専門医、指導医による質の高い内視鏡検査を行っております。
  2. 消化管病理の専門家による正確な病理診断を行い、最短2日で病理診断結果を報告できる体制を整えています。
  3. 最新の内視鏡機器を導入しています。

レーザー内視鏡の導入

当院ではレーザー光源搭載の内視鏡システムを導入し、内視鏡での狭帯域光観察(血管や微細な表面構造を見やすくする事)で診断精度を向上させ、病気の早期発見に努めています。
詳しくはこちらをクリック

AI技術 内視鏡診断支援機能「CADEYE™」導入

令和3年3月より内視鏡診断支援機能「CADEYE™ (キャドアイ)」を導入しました。
AI技術を用いて大腸内視鏡検査時におけるポリープなどの病変の検出、および腫瘍性もしくは非腫瘍性の鑑別を支援する内視鏡診断支援機能です。
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検査方法

まず患者様のご希望をうかがいます。問診を確認し、その日の体調・状況を考慮した上で下記3方法のうちどれかを選択していただいています。

A. 経鼻カメラ

両方の鼻に血管収縮剤を噴霧してから、麻酔のゼリーを流し、鼻からのどにかけて麻酔をします。
極細経スコープ(5.9㎜)は吐き気の原因ともなる舌根部を圧迫しないので「ゲェッ」とならずに検査をすることができます。
歯ブラシなどでも「ゲェッ」となる方は、この方法をお勧めします。口元は解放されているので、会話をすることも可能です。

B. 経口カメラ

うがいをするような要領でのどに麻酔のゼリーを3分間ためていただきます。
カメラ挿入直前に麻酔のスプレーを噴霧します。上記の麻酔によって、嘔吐反射(オエッとなる)を最小限にします。
マウスピース「エンドリーダー」の使用により、胃カメラの先端が舌根部を刺激するのを防ぎます。極細経スコープ(5.9㎜)なので、咽頭部にかかる負担を軽減できます。

C. セデーション:のど麻酔と鎮静剤の併用

のど麻酔をした後、検査室にて鎮静剤を静脈注射し、少し眠った状態で検査をします。

鎮静剤を使用した場合は、下記についてご了解ください

  • 一過性に呼吸抑制や血圧低下を起こすことがあります。
  • 薬によって眠ってしまい、検査したことを覚えていないことがあります。
  • 検査後に回復室で休んで頂きますが、帰宅途中に再度眠気が出てきてしまうことがあります。
  • 持ち物を忘れる、転倒する等の事故にご注意ください。
  • 車、バイク、自転車の運転はしないでください。
  • 検査後、仕事に戻って機械の操作や、重要な決定はしないでください。
  • 75歳以上の方は、できれば帰りのお迎えをお願いします。
  • 杖歩行、車いす使用の方は、付き添いの方をお願いします。
  • 呼吸器の病気や薬のアレルギーのある方、医師の判断で鎮静剤を使用できない方もいらっしゃいますので、ご了承ください。

検査の偶発症と同意書について

近年、内視鏡検査により正確な診断・治療ができるようになりましたが、内視鏡の挿入により、まれに粘膜や胃・食道壁の損傷や裂傷を生じることがあります。また、前処置の咽頭麻酔や鎮静剤などの薬剤によりアレルギーが起きたり、極めてまれに虚血性心疾患など、検査前にあった疾患の悪化や発作が発現することもあります。日本内視鏡学会による最近の統計では、胃内視鏡による偶発症の発生率は0,012%、内視鏡前処置による偶発症の発生率は0,0059%と報告されています。万が一、偶発症が起こった際には、直ちに適切な処置を行うことを保障いたします。なお、帰宅後も緊急時においては、連絡がとれるようになっております。
検査の長所・短所をご理解の上、同意書にご署名をお願いしております。

検査の様子を動画で見る

検査予約について

  • 検査をご希望の方は、直接お電話にてご相談ください。
  • 医療上、確認しなければならないことがいくつかあるため、当院ではメールでのご予約は受け付けておりません。
  • 初診の方、症状のある方は、まず診察させていただき検査の必要性を判断いたします。
  • 基本の検査枠は、ご予約の患者様にあてておりますが、ご予約のない患者様にも診察後、症状などにより当日に検査をさせていただくことがあります。症状のある方は、9:00頃朝食をとらずにご来院ください。ただしその場合、検査は予約の患者様が優先となりますので、お時間がかかりますことをご了承ください。


下記をクリックして空き状況をご確認いただけます。
胃カメラ検査・大腸カメラ検査予約状況カレンダー(別ウインドウで開きます)

検査の流れ

検査前日

食事 夕食は夜9時までに済ませてください。
水分 水・白湯は飲んで構いません。

検査当日

食事 朝食は食べないでください。
水分 水・白湯は飲んで構いません。
(水分を摂取した方が、のどがうるおって検査が楽にできます)
※お茶・牛乳・果汁ジュース・コーヒーは禁止です。
タバコ 禁止です。
降圧剤のみ多めの水で服用してきてください。
服装 お腹を締め付けない楽な服用でいらして下さい。
ボディスーツやガードルは外してください。
ネクタイ、メガネ、イヤリング、ネックレス、スカーフなども事前に外してください。

検査前

検査を安全に実施するために、検査前に問診を行います。
内服薬の確認の為、お薬手帳をお持ちください。

検査

検査にかかる時間:5~7分
場合によっては観察に時間がかかる場合があります。組織を採取すると少し時間が延長します。

検査後

診察室にて画像を見ながら検査結果の説明を行います。

検査後の注意事項

鎮静剤を使用した方

目が覚めた後も足元がふらついたり、頭がボーっとした感じがあります。車、バイク、自転車の運転はしないでください。

組織を採った方

お酒・香辛料・刺激の強いものは避け、消化の良いものを食べてください。

検査の費用

<3割負担の場合>
胃カメラ検査のみ 5,000円前後
組織検査あり 10,000円前後
ピロリ菌検査あり 6,000円前後
※上記の金額はあくまでも目安となるものです。処置内容により金額は異なります。