検査で異常を指摘された方
胃バリウム検査で「異常あり」と言われたら?
健康診断や人間ドックで受ける胃バリウム検査。
検査結果に「異常あり」と記載されると、不安に感じる方も多いかと思います。
胃バリウム検査は、胃の形や粘膜の状態、しこりや変化の有無を確認する検査です。
「異常あり」と出た場合でも、軽い炎症や一時的な胃の変化であることもあり、すぐに深刻な病気とは限りません。
主な異常の種類と考えられる原因
胃炎・びらん
バリウム検査で胃の粘膜に凹凸や色の違いが見られる場合、胃炎やびらん(浅い傷)の可能性があります。
胃酸や薬、ストレス、ピロリ菌感染が原因となることがあります。
胃潰瘍
胃の粘膜が深くえぐれているように見える場合、胃潰瘍の可能性があります。
強い胃酸や薬、ピロリ菌が原因になることがあります。
胃潰瘍は適切な治療で改善が期待できる病気です。
ポリープ
胃小さな隆起として映る場合、胃ポリープの可能性があります。
多くは良性ですが、大きさや種類によっては内視鏡で切除したり、経過観察が必要な場合があります。
胃がん
まれに胃バリウム検査でがんの疑いが見つかることもあります。
ただし、バリウム検査だけでは確定できないため、胃カメラで詳しく確認することが必要です。
次のステップ:精密検査
胃バリウム検査で異常があった場合は、通常胃カメラ検査を行います。
- 粘膜の状態を直接観察できる
- 必要に応じて組織を採取して病理検査が可能
- 胃炎・潰瘍・ポリープ・がんの確定診断ができる
バリウム検査での異常は、あくまで「何か気になる部分がある」サインです。
正確な診断のために、次の検査を受けることが大切です。
治療と生活のポイント
原因に応じて治療を行います。
- 胃炎・びらん:胃酸を抑える薬、粘膜保護薬、ピロリ菌除菌(感染がある場合)
- 胃潰瘍:胃酸を抑える薬、生活習慣の改善(食事の回数・内容、飲酒・喫煙の制限)
- ポリープ:経過観察または内視鏡的切除
- 胃がん:早期発見であれば内視鏡治療、進行例では手術や薬物治療
また、食事は消化にやさしいものを少量ずつ、規則正しく摂ることが回復を助けます。
ストレスの管理も胃の健康には大切です。
受診の目安
- 胃バリウム検査で異常があった場合は、必ず医師の指示に従って精密検査を受ける
- 胸やけ・胃の痛み・吐き気・食欲不振がある場合は早めに相談
- 黒い便や血便がある場合は急ぎ受診
胃バリウム検査で「異常あり」と言われても、焦らずに次のステップでしっかり確認することが安心につながります。

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