便が出にくい、スッキリしない…そんな症状はありませんか?
「毎日トイレに行ってもすっきりしない」「何日も便が出ない」「便が硬くて痛い」
このような症状は、便秘と呼ばれます。
軽い便秘は一時的に起こることもありますが、長引く場合は腸の働きの低下や病気が関係していることもあります。
主な原因
食生活や生活習慣
食物繊維不足、水分不足、運動不足は便秘の大きな原因です。
また、生活リズムの乱れや睡眠不足も腸の動きを鈍らせることがあります。
便意を我慢する習慣も、便秘を悪化させます。
薬の影響
一部の薬(痛み止め、鉄剤、抗うつ薬など)は腸の働きを抑え、便秘を起こすことがあります。
過敏性腸症候群(IBS)
便秘型IBSでは、腸の動きが不規則になり、便が硬く出にくくなることがあります。
ストレスや緊張で症状が悪化することもあります。
腸や他臓器の病気
大腸の腫瘍や炎症、甲状腺の異常、神経の病気なども便秘の原因になることがあります。
特に、急に便秘が悪化した場合や血便を伴う場合は注意が必要です。
検査と診断
- 便検査:血便や感染の有無を確認
- 血液検査:炎症や甲状腺機能、電解質の異常を調べます
- 腹部エコー:腸やその他臓器の異常を確認
- 大腸カメラ:慢性的な便秘や血便がある場合に行います
症状の経過や食生活、薬の服用状況を詳しく伺うことで、原因を特定しやすくなります。
治療方法
治療は原因に応じて行います。
- 食物繊維を増やす:野菜・果物・海藻・全粒穀物など
- 水分をしっかり摂る:1日1.5〜2Lを目安に
- 運動習慣をつける:ウォーキングや軽い体操で腸の動きを促進
- 便秘薬(下剤):症状に合わせて医師の指示で使用
- 生活リズムの改善:朝食後にトイレに行く習慣をつける
生活習慣の改善と薬を組み合わせることで、自然な排便リズムを取り戻すことができます。
受診の目安
- 便秘が2週間以上続く
- 血便・黒い便がある
- 腹痛やお腹の張りが強い
- 体重減少や全身のだるさがある
便秘は単なる生活習慣の問題だけでなく、他の病気のサインであることもあります。
症状が続く場合や急に変化した場合は、早めに医療機関で相談することが大切です。

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