胃カメラ・大腸カメラ・エコー検査・炎症性腸疾患(IBD)・アンチエイジング|静岡市の内科・消化器内科|田中消化器科クリニック

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機能性ディスペプシア(FD) Functional Dyspepsia

胃の働きに異常がある状態

機能性ディスペプシア(FD)は、胃や上腹部に不快な症状があるにもかかわらず、内視鏡や画像検査で器質的な異常(潰瘍やがんなど)が見つからない状態を指します。
胃の動きや感覚の異常、ストレスや生活習慣が関与すると考えられており、慢性的に症状が続くことがありますが、生命に関わる病気ではありません。

機能性ディスペプシアの原因とリスク

胃の運動異常

胃の内容物の排出が遅くなったり、胃が過敏になったりすることで、満腹感やもたれ、痛みなどが生じます。

胃の知覚過敏

胃の壁がわずかな刺激でも敏感に反応し、不快感や痛みを強く感じることがあります。

ストレスや心理的要因

ストレスや緊張、生活のリズムの乱れが症状を悪化させることがあります。

食生活

脂っこい食事や刺激物の多い食事、アルコールやカフェインの過剰摂取も症状の悪化に関与します。

機能性ディスペプシアの主な症状

症状は人によって異なりますが、代表的なものは以下の通りです。

胃のもたれ・膨満感

食後すぐに満腹感を感じる

上腹部の痛みや不快感

軽い圧迫感や重苦しさ

早期満腹感

少量の食事でもお腹いっぱいに感じる

胸やけや吐き気

胃酸や胃の動きの異常に関連

症状が慢性的に続く

数か月以上続くことが多い

器質的疾患がないため、症状だけで診断されることが特徴です。

検査と診断

機能性ディスペプシアの診断は、症状の確認と器質的疾患の除外によって行われます。

胃カメラ検査

胃炎や潰瘍、がんなどの器質的疾患がないか確認します。

血液検査

貧血や炎症、肝臓・膵臓の異常がないかを確認します。

便検査

感染症や炎症性腸疾患の除外のために行われることがあります。

症状と検査結果を総合して、FDと診断されます。

治療方法

FDの治療は症状の軽減と生活の質の維持を目的として行われます。

生活習慣の改善

  • 脂っこい食事や刺激物を控え、少量を分けて食べる
  • 規則正しい生活、十分な睡眠

薬物療法

  • 胃の運動を改善する薬(消化管運動改善薬)
  • 胃酸を抑える薬(プロトンポンプ阻害薬、H2ブロッカー)
  • 胃の知覚過敏を抑える薬(鎮痛や抗うつ薬の一部)

心理的・行動的アプローチ

ストレスや不安が症状を悪化させる場合、リラクゼーションや認知行動療法などの心理療法が有効なことがあります。

治療は症状のパターンや生活習慣に合わせて個別に調整されます。

生活習慣と予防

  • 脂っこい食事、刺激物、アルコールの過剰摂取を控える
  • 規則正しい食事・生活・十分な睡眠
  • ストレスの軽減、リラクゼーションや軽い運動
  • 症状が悪化した時は早めに医療機関で相談

FDは慢性的な症状が続くことがありますが、生活習慣の工夫と適切な薬物療法で症状をコントロールし、日常生活への影響を最小限に抑えることが可能です。

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